私は4回の入院を経験しましたが、毎回レンタルパジャマを利用していました。
イチバンの利点は、とにかく楽なこと!
入院するために、自分で用意するパジャマとレンタルパジャマで悩んでいる方は、参考にしてみてくださいね。
- はじめて入院する
- レンタルパジャマが気になっている
- レンタルパジャマの感想を知りたい
- 悪い点も知っておきたい
パジャマのレンタルとは?
入院する場合、ほとんどの病院でパジャマのレンタルができます。
病院によってちがいますが、一般的な内容を見ていきましょう。
1日200~400円ほどです。
パジャマだけのレンタルもあれば、歯ブラシやティッシュなども含めたレンタルもあります。
S~XLのサイズ展開の場合が多いです(子供用は別にあります)
病院によっては上下で別のサイズに対応していることもあります。
- 上下別のパジャマタイプ
- 上下別の浴衣タイプ
- ワンピースタイプ
大きくこの3種類があります。
1種類のデザインしか取り扱ってないことも。
レンタルのデメリット
入院のパジャマを用意するかレンタルかで悩んでいる人へ、先にレンタルのデメリットをお伝えしますね。
ポリエステル素材が多い
レンタルパジャマは大量にまとめて洗濯されています。
そのため、洗濯機でも平気なポリエステルなど素材が使われています。
汗の吸収が悪かったり、敏感肌の人はかぶれてしまうこともあります。
サイズが少ない
大人用はS~XLのサイズ展開がほとんどです。
とっても小柄だったり、とってもふくよかだと、サイズが合わないことも。
病院によってはもっとサイズの幅がせまいこともあります。
色・デザインはえらべない
決まっているパターンの中からしかえらべません。
色やデザインの種類は病院ごとでかなりちがいます。
見た目にこだわりがある方には難しい部分です。
入院が長いと費用がかさむ
レンタルパジャマは1日ごとに費用がかかります。
入院が長引けば費用がどんどん増えていきます。
入院にはレンタルパジャマがよい理由
私は4回の入院しましたが、全てレンタルパジャマを利用しました。
レンタルパジャマをえらんでよかったことをお伝えしますね!
洗濯しなくてもよい
1週間以上の入院だと、同じパジャマを着ているわけにはいきません。
家族に頼んだり、病棟の洗濯機で洗濯する必要があります。
レンタルパジャマなら、決まった曜日に新しいものを届けてもらえます。
着ていた服は回収ボックスに入れたり、引き換えに渡すだけ。
手間がかからなくて楽ちんです。
汚れても替えてもらえる
汚れてしまった場合は、看護師さんにお願いすると交換してもらえます。
入院中は服が汚れてしまう場面がたくさんあります。
- 血がつく
- 吐いたものがつく
- トイレに失敗する
- 食事ができず食べものをこぼす
私は手術前の処置で下剤を飲んでいるときに、トイレに間に合わなかったことがありました。
レンタルパジャマだったので看護師さんにお願いして、新しい服に交換してもらえました。
荷物が減る
洗濯をする場合でも、その間ハダカでいるわけにはいかないですよね。
何着かパジャマの替えが必要です。
レンタルパジャマなら準備する荷物を減らせますよ。
入院・退院に家族の都合をつけるのが難しいこともあります。
手術をするための入院の場合は、重い荷物は持てなくなるので、荷物は少しでも減らしておきましょう。
入院に適したデザイン
入院のためのものなので、処置がしやすいデザインになっています。
利用している患者さんも多いので、看護師さんも脱ぎ着を手伝うのに慣れています。
自分で用意するとなると細かくデザインをチェックする必要があって、えらぶのが大変です。
レンタルパジャマを利用した感想
4回の入院でレンタルのパジャマを利用してきました。
利用した感想を書いていきますね。
手間いらずで楽ちん
楽ちんなのが本当にイチバン大きかったです!
- 荷物が少ない
- 洗濯しなくてよい
- 汚れても気にならない
入院中は自分のカラダのことで精いっぱい。
気にかけることが減るだけで、だいぶ落ち着くことができます。
デザインは気にならない
レンタルパジャマを利用している患者さんは多いです。
体感では7割くらいがレンタル利用者でした。
なので、別にデザインが変とか気に入らないという気持ちにはなりませんでしたよ!
汗の吸収はイマイチ
ポリエステル素材のため、汗の吸収は正直あまりよくありません。
私はあまり汗をかかないタイプでしたが、汗っかきな方はベタついて不快なこともあるでしょう。
さわり心地はシャカシャカ・ツルツルといった感じでしたね。
交換の人とお話できる
入院中は看護師さん以外にも、お掃除の方やレンタルパジャマの交換の方と顔を合わせます。
2週間ほどの入院になると同じ方が交換の場合がありました。
個室のときは少し世間話をすることも。
パジャマのえらび方 レンタルはどうしてもイヤな人へ
入院生活はふだんとちがうことだらけ。
自分のものを使って安心したい気持ち、よくわかります。
ここでは「やっぱりレンタルはちょっと…」という方に向けて、入院するときのパジャマのえらび方を紹介します。
前開き
前開きは必須です!
とくに手術を予定している入院の場合は、病院からも前開きのパジャマという指示が出ているでしょう。
- 手術後の傷口の確認
- チューブの管理をしやすい
- 体をふきやすい
実際に手術を経験するとわかりますが、ボタンなしの服を脱ぐのはムリです!
点滴がつながっているので、そもそも腕が抜けませんよ。
基本はズボンタイプ
手術のあとは翌日から歩くことになります。
ワンピースタイプだと足を動かしにくく、転びやすいです。
またトイレをするのもズボンをおろすだけ。
スカートをたくし上げてパンツをおろすよりも、スムーズにトイレができますよ。
ゆったりした袖口
入院中は点滴をしたり脈をはかったりと、手首~二の腕を出す機会が多いです。
ゴムが入っている袖口はさけましょう。
それなら半袖はダメなの?と思われるでしょうが、個人的には長袖をオススメします。
病院は空調の調整がしにくかったり、自分の体温調節がうまくいかないこともあります。
冷えがイチバンの大敵になるので、半袖だと寒くなりやすいです。
薄手の長袖+羽織りもので調整がベストだと感じました。
ムレにくい素材
手術後は発熱していて体温が高いため、汗をかきやすいです。
ムレにくい綿や麻の素材をえらぶと、気持ちよくすごせますよ。
肌ざわりを気にする方や敏感肌の方は、素材でかなり変わりますよ!
まとめ 入院のパジャマはレンタルがよい理由
- 洗濯しなくてもよい
- 汚れても替えてもらえる
- 荷物が減る
- 入院に適したデザイン
レンタルパジャマは、ありがたいくらいに楽で楽で…!
もし入院することになったとしたら、迷わずまたレンタルにする予定です。
入院中は体力を回復するためにも、なるべく楽にすることが大切。
私にとっての楽は「手間がかからないこと」です。
あなたにとっての楽は、手間なのか着心地なのかを考えてえらんでくださいね!
あなたの入院生活が少しでも快適に送れますように。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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