ゲームの中に入れたら楽しそうって思うことありませんか？
魔法を使ったりファンタジーの街中を歩いたりを想像するとワクワクしますよね。
でも今の技術では完全にゲームの中に入るのはまだ難しいです。
アニメならゲームの中に入った気分を味わえちゃいます！
今回はゲームが好きな方が見て楽しめるアニメを紹介しますね。
- RPGが好き
- カッコイイ技や魔法が好き
- ゲームの中に入ってみたい
- オンラインゲームの経験がある
ソードアート・オンライン
原作の累計発行部数は2020年4月で全世界2600万部を突破するほどの人気タイトル。
アニメは2020年9月末までに3期の3部まで放送されています。
西暦2022年、ついにVPMMORPG「ソードアート・オンライン（SAO)」が正式リリースされた。リリース初日、約1万人のプレイヤーは仮想空間でのゲームを楽しんでいた。
しかし、ゲームマスターの登場により事態は一変。ゲーム内の死は現実の死であること、脱出するためには「浮遊城アインクラッド」１００階のボスを倒さなくてはならないことを告げられる。
プレイヤーのキリトは、デスゲームと化したこの世界で生き残ることを決意する。
オンラインゲーム×デスゲーム
SAOは「ゲームの中に入りたい！」が実現している世界です。
意識だけとはいえ、ゲームの中に入って過ごせるのは憧れますからね。
そんな世界観と、「ゲームの中での死が現実の死」という組み合わせでハラハラ！
強いからこそ危険をおかしても最前線で攻略していくので、キリトや仲間が死んでしまわないかドキドキしますよ。
「ゲームの中での死が現実の死」という設定は1期前半のアインクラッド編のみです。
しかし残念がらなくても大丈夫、「ソードアート・オンライン」というゲームだけにとどまらない壮大なストーリーが続きますよ。
主人公が最初から強い！
主人公のキリトは最初からとても強く、ゲーム内ではほぼずっと最強です。
修行とか特訓とかレベル上げもなくて、「強い」のがキャラ設定。
弱い主人公が仲間と出会ってだんだん強くなるという、今までの王道ストーリーとはかけ離れています。
大勢の敵や強敵をひとりで倒す姿は痛快です！
人によっては成長がないと感じるかもしれません。
でも強さ（ゲーム技術）は最強のキリトですが、人とのかかわりは正直ニガテ。
そんなキリトが、ヒロインのアスナや仲間たちを信頼していく「気持ち」の成長が描かれていますよ。
MMORPGの冒険が詰まっている
MMORPGのよさは、バトルでも武器製作でもまったりライフでも好きに過ごせるところです。
キャラクターがそれぞれ好きにプレイをしている様子が描かれています。
素材を集めたり、ゲーム内のおいしいご飯を食べたり、みんなで重要クエストに挑んだり。
ハラハラしたデスゲーム展開も面白いですが、MMORPGらしい回も楽しさが伝わってきて面白いんです。
SAOは本編、外伝ふくめてたくさんのストーリーがあります。
その中でも特にMMORPGらしさが出ているのは以下の4編です。
- アインクラッド編（1期前半）
- フェアリィ・ダンス編（1期後半）
- キャリバー編（2期後半）
- マザーズ・ロザリオ編（2期後半）
まずはアインクラッド編を見てみて、キャラや世界観が好きならどんどん続きを見ていってくださいね！
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
すでにアニメ2期の製作が決定している人気作品です。
長いタイトルなので「防振り」と略されています。
友人の理沙に誘われ、楓はVRMMO「NewWorld Online」を始めることに。しかし理沙はテストが終わるまで始められない！楓は「メイプル」という名前で1人でスタートすることに。
「痛いのは嫌だ」という理由から、ゲームの知識ゼロのメイプルは初期武器を「大盾」に選択。ステータスをすべて防御に振る「極振り」にしてしまう。
メイプルの初めてのVRMMOライフはどうなる…！？
ほのぼのVRMMOライフ
SAOと似たようなVRMMORPGの話です。
でもちがうのは、デスゲーム要素も殺伐とした雰囲気もなく「純粋なMMORPGライフ」を描いている点。
ゲーム初心者のメイプルが、どんどんVRMMOの魅力にハマっていきます。
メイプルへのご都合展開はゼロではありません。（ラストは凄すぎてツッコミ満載です）
でもそれを上回る「ほのぼの感」がこの作品の魅力です。
戦闘シーンの作画のよさ
主人公のメイプルは盾がメイン武器なので、序盤はとくに動きが少なめです。
そんなメイプルを補うのが、リアル友達のサリー（理沙）。
サリーはメイプルと戦う相性を考えて、短剣をえらび回避特化のアタッカーになります。
回避が特徴なので、サリーは戦闘中にめっちゃ動くんです！
ほのぼのシーンのかわいい作画と、戦闘シーンの迫力のギャップが見ごたえたっぷりですよ！
クスっと笑えるMMORPGあるある
このアニメのVRMMOは、スタートしたばかりの新規タイトルです。
なのでイベントや戦闘バランスも手探り状態。
メイプルが運営の予想をはるかに超えて強くなってしまって、慌てて修正が入ることも。
ジョブやスキルの修正ってMMORPGではよくあることですよね。
運営はミニキャラなので、メイプル対策にあたふたしている様子もとってもコミカル！
MMORPGらしさがふんだんに詰まっていると感じられますよ！
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
大森藤ノさんによるライトノベルが原作です。
アニメ3期が放送されるほどの人気タイトルで、外伝もアニメ化されています。
円形都市オラリオには、世界で唯一「ダンジョン」が存在している。
ヘスティア・ファミリアただ一人の冒険者ベルは、いつものように単独でダンジョンに入っていたら、本来では出会わない階層のミノタウロスに遭遇。間一髪のところで、ロキ・ファミリアの冒険者アイズに助けてもらう。
アイズに一目惚れしたベルは「憧れの彼女のようになりたい」という想いから、スキル「憧憬一途」が発動することで事態が変わっていく。ベルが英雄へと成長していく物語。
RPG要素が盛りだくさん
- ダンジョン
- レベル
- スキル、アビリティ
- アイテムドロップ
RPGにお決まりの要素がふんだんに揃っているんです！
しかもダンまちが珍しいのは、転生ものではなく、みんながオラリアの世界に始めから生きていること。
ゲーム的なアニメはどうしても転生ものが多いですからね。
最近のアニメで好まれているゲーム要素がありつつ、平成初期のラノベ（フォーチュン・クエスト、スレイヤーズ）のようなファンタジーだけで完結する世界観がマッチしている作品です。
ゲーム心をくすぐる神様たち
ダンまちの世界には「ファミリア」という、神様が人（冒険者）を集めた集団が存在しています。
ギルドやチームをイメージしてもらえると早いですね。
ファミリアにはメインの神様の名前がつきます。
- ヘスティア・ファミリア
- ロキ・ファミリア
- ガネーシャ・ファミリア
ギリシャ神話や北欧神話の神様からキャラクターが作られているので、ゲームをする人にはなじみ深い名前がたくさん！
成長に胸が熱くなるストーリー
主人公のベルは特殊なスキル「憧憬一途」を持っています。
とても強力なレアスキルではありますが、それだけで強くなれる世界ではありません。
ダンまちの世界は、レベルの高さが強さに大きく影響しているからです。
ヘスティアファミリアには自分だけ、レベルも低い、何度も死にかけるベル。
だけど憧れのアイズや仲間、神様たちの力を借りて、自分を信じて、どんどん成長していきます。
仲間が増える過程もていねいに描かれているので、ベル以外のどのキャラクターも応援したくなりますよ！
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
こちらも長いタイトルなので、「はめふら」と略されています。
今回紹介する作品の中では唯一の転生ものです。
クラエス公爵家の一人娘カタリナは、ある日城へ出向く途中に転んで石に頭を強打してしまう。そして前世は女子高生だったこと、事故にあって死んでしまったことに気づく。
しかもこの世界はプレイしていた乙女ゲーム「FORTUNE・LOVER」の中で、自分はヒロインをいじめたおす悪役令嬢だと判明した。
記憶しているカタリナの結末は「よくて国外追放、悪くて死亡」！
カタリナは破滅フラグを回避することができるのか！？
乙女ゲーム×コメディ
転生した世界は乙女ゲームFORTUNE・LOVERですが、このアニメでは恋愛要素はほとんどありません！
カタリナに転生する前の主人公は「野猿」と呼ばれるほど、女の子らしさから離れていました。
だから恋愛にまぁ〜鈍感！
でもそんなカタリナの明るさ、食欲に忠実な部分にたくさん笑わせてもらえますよ。
転生しても最強ではない
これまでの転生ものでは、
- 転生直後からめっちゃ強い
- 転生した先でチート級になる
- 転生前の知識で無双できる
などなど、とにかく修行や試練なく強い（しかも最強クラス）のパターンが多かったのです。
でも「はめふら」では大きな能力はなく、転生を自覚してもカタリナのスペックが上がることはありません。
唯一の武器は、FORTUNE・LOVERを攻略していた記憶だけ。
しかもクリアしていないキャラクター、つまりエンディングを知らないキャラクターがいるので記憶も完璧ではないんです。
記憶を絞り出して何とか破滅フラグを回避しようとするので、回避できるのかドキドキしながら見ることができますよ！
人のつながりに心温まるストーリー
コメディ要素の強い本作品ですが、笑いだけでは終わりません。
底抜けに明るく裏表のない転生カタリナのおかげで、ゲームの中のキャラクターたちは自由に素直に生きることができるように。
ゲームのヒロイン・マリアですら、カタリナの明るさに笑顔を取り戻していきます。
コメディアニメだと思っていたので、油断していてうるっと泣きそうになってしまいました。
笑ってツッコミを入れながら、気づくとカタリナと仲間たちをいとおしくなる作品です！
まとめ ゲーム好きが楽しめるアニメ
ライトノベル原作が多いので、タイトルの圧が強いラインナップですね。
略称が親しまれる理由がよくわかります。
意識まるごとゲームの中に入ってしまうVRMMOは、残念ながらまだ実現していません。
ですがアニメなら、未来に登場する（かもしれない）VRMMOも疑似体験できます。
ゲームの中に入ってみたいなぁって願望を、アニメで叶えてしまいましょう！
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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