2019年に抗がん剤治療を終了して、気づけば2年経っていました。
予防的な投薬だったので4クールだけで、抗がん剤治療の期間としては短いものです。
でもそんな短期間でも体への影響は本当に大きかったです。
2年経って、抗がん剤を終了した直後と何か変わったかふり返ってみようと思います。
- 治療の終わりが見えずつらい人
- 身体がもとに戻るか不安な人
脱毛について
抗がん剤の副作用でイチバン長い付き合いが長いのが脱毛です。
ちゃんとまた伸びてくるのか、元通りになるのか、すごく心配ですよね。
抗がん剤中に落ち武者みたいな頭になった私ですが、2年経ってだいぶ変わりましたよ!
髪は鎖骨くらいまでに
髪が伸びてきてから2回ほど美容院に行きました。
長さは変えないでととのえる程度のカット。
2年経って、今は鎖骨に髪がつくくらい伸びました。
夏のあいだはむしろ暑くって毎日結んでいたくらいです。
髪質は戻らない
私はもともと、パーマもすぐ取れるし逆毛も立たないほどの直毛でした。
梅雨の時期の湿気と戦った経験もほとんどありません。
そんな直毛人生だった私ですが、抗がん剤後に伸びてきた髪はくるっくるでした。
時間が経てばまっすぐになるかと思っていたものの、今も天然パーマのようにくるくるしています。
根元付近はまっすぐなので、まだまだ時間が必要なのかもしれません。
白髪が増えた
20代半ばから白髪が出てきてはいたんです。
でも抗がん剤を終えてからは量が増えた気がします。
抜け毛が白髪だったときはけっこうショックでしたね。
まつ毛、眉毛、ムダ毛は元通り
抗がん剤治療中はまつ毛や眉毛、ムダ毛もなくなっていました。
全部ちゃーんと元通りです。
正直、ムダ毛はなくなってくれたままでよかったのになぁ~なんて。
味覚障害について
抗がん剤中、私がイチバンしんどかったのが味覚障害でした。
病気も食事をして回復していくタイプなので、食べられないとすぐ弱ってしまうんです。
味覚障害が残ってしまったらどうしよう…と思っていました。
副作用の味覚障害について気になる方はこちらの記事もどうぞ。
後遺症なく何でも味わえる
味覚障害が残ってしまったり、嗜好が変わってしまったりしないか心配でした。
でも大丈夫、2年経って何でも以前と同じように味わえています!
むしろ抗がん剤が終わってすぐに、もう味覚は元通りになっていました。
味覚障害でも食べられたものに愛着
食べられなくなってしまったものは幸いありませんでした。
でも逆に、抗がん剤のつらいときも大丈夫だった食べものに愛着がわきました。
ちょっと弱ったときや食欲があまりないときに、治療中でも食べられたものが恋しくなるように。
免疫関連について
抗がん剤治療中は白血球の数が減って、免疫が下がってしまいます。
感染症をふせぐために、治療中は人込みNG・生ものNGなどの制約もありました。
現在は、そんな制約はいっさいなく過ごせています。
血液検査では問題なし
3ヶ月に1度の経過観察で血液検査もしているのですが、その結果も問題なしです。
免疫を上げるような生活もとくにはしていません。
白血球の値が下がり続ける…なんてことにならなくて本当に安心しています。
治療後に風邪や感染症なし
免疫が下がって身体が弱くなってしまうかも…なんて考えたこともありました。
でも抗がん剤治療が終わったあと、風邪や感染症にまったくかかっていません。
コロナが流行して、除菌や手洗いうがいを徹底するようになったのも大きいかもしれないですけどね。
まとめ 【抗がん剤】治療終了から2年経ちました
人生で初めての抗がん剤治療が終わって2年。
治療中は本当に時間が長く感じていました。
でも終わってからはとってもあっという間に2年経っていましたね。
身体は治療前と変わりなく元通り。
髪だけはまだまだ時間がかかりそうです。
自分の髪が好きだったわけではないですが、やっぱり寂しい気持ちはあります。
もともと髪を気にかけている人だと、しんどい時間が長いかもしれませんね。
時間が解決してくれると信じて、気長に付き合っていこうと思います。
抗がん剤治療中は本当にしんどくて、つらさが永遠に感じるかもしれません。
でも投薬を終えれば身体はまた元気になっていきますよ。
私も再発して、また抗がん剤する可能性は十分あります。
もしくじけそうなときはこの記事を読んで、「投薬が終われば大丈夫」というお守りにしようと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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