夫婦ふたりの人生、自由だしお互いのことを考えていられるのは幸せです。
だから苦しい気持ちの人には、子どもがいなくっても楽しく幸せになれるよってつたえています。
でもね、子どものいないことを受け入れたら、もうずっと前向きにいられると思っていませんか？
子どもがいないことを受け入れて「私はもう大丈夫！」と思ったあなたへ。
今日はあなたが自分を傷つけずに済むようなお話をします。
- 子どもがいない人生を受け入れた人
- 自分はもう前向きだと思っている人
- 0か100かの考え方をする人
「子どもがいないことを受け入れる」のイメージ
子どもがいないことを受け入れたら楽になった、という言葉はよく聞かれます。
- もう悩まない
- 前向きになれる
- やりたいことに向き合える
- 子どものことを考えなくなる
- 子どもの話に傷つかなくなる
子どもについて散々考えてきた人ほど、受け入れたら気持ちが楽になると思っているでしょう。
たしかに、悩む機会も減ってやりたいことをがんばれるようになります。
でも実際の気持ちはそんなに白黒ハッキリつきません。
あなたが「子どもがいないことを受け入れたからもう悩むことはない」と考えているなら、少し待ってほしいなと思います。
子どもへの気持ちは波のよう
うん、その気持ちはとてもわかります。
でもあなたが悲しみにつぶされないように知っておいてほしいことがあります。
受け入れたあとでもネガティブなことを考えてしまう日があるということです。
- 不妊治療の末の出産に動揺する
- たらればを考えてしまう
- どうして子なしなのか悩む
- 子なしへの風当たりに苦しむ
- ネガティブな考えをする自分を責める
そう、子どもがほしいと考えていたときと同じような内容じゃないですか？
受け入れたと思っても、またネガティブになってしまう日は来るのです。
でもそれは自然な気持ちなのだから、自分を責めないでください。
私は子どもについての気持ちは波みたいなものだと考えています。
静かな日もあれば、大荒れの日もある。
ネガティブなことを考えてしまうから受け入れられていないなんて、そんな悲しいことは言わないでくださいね。
「たられば」を考える意味はない
- あのとき治療を続けていれば
- もっと早く治療していれば
- 高度な治療にも挑戦していれば
妊娠・出産は努力がかならず実るものではありません。
そもそも身体的・精神的・金銭的な点から子どもを持たない選択をしている場合だってあります。
そう、人によって事情がちがうのです。
だから「もしかしたら」と考えていても、何も変わりません。
たらればを考えてしまう気持ちはわかりますが、出来ることに目を向けた方がよいですよ。
- 趣味の時間についやす
- 無心になれることをする
- 考えた内容を書き出す
- 体を動かす
たられば話は答えの出ない内容なので、誰かに相談するよりも、できれば自分で消化させたほうがよいです。
相談しても気持ちがつたわりきらないこともありますから。
自分の気持ちは自分で落ち着かせられるようにしたいですね。
まとめ 子どもがいないことを受け入れても、ネガティブになる
- 受け入れてもネガティブな日はある
- 子どもへの気持ちは波のようなもの
- 「たられば」を考える意味はない
私はけっこう0か100、白か黒で考えてしまう傾向があります。
もう大丈夫！と思ったのにネガティブになってしまったとき、自分を責めて余計に落ち込んでしまっていました。
子なし女性の本や掲示板の意見はほぼ2択。
- 子どもがいない現状がとても苦しい…。
- 受け入れられたら乗り越えて明るくすごせるようになりました！
でも実際はこの2つの気持ちの間を、日々行ったり来たりしているんです。
「受け入れたら気持ちが楽になった！」という表面に出てきている部分だけでなくて、ネガティブな気持ちもみんな抱えているのを覚えておいてくださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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