子なしの夫婦円満

結婚して「配偶者」になってよかったこと

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配偶者になってよかったことたま~に聞くのが「子どもがいないのに結婚する意味ある?」というセリフ。

わざわざ入籍しなくても、同棲とか事実婚でもいいんじゃない?と思われることも。

わが家の場合は結果的に子どものいない生活ですが、さいしょから子どもを望まずに結婚する夫婦ももちろんいますよね。

 

個人的には、同棲や事実婚じゃなくて、入籍して「配偶者」となってよかったことがたくさんあります。

「ずっと一緒にいられて幸せ!」的な曖昧なことじゃなく、手続きのスムーズさや安心感について書いていこうと思います。

 

こんな人におすすめ
  • 結婚=子どもと考えてしまう人
  • 入籍する必要性に悩む人
  • 配偶者になるメリットを知りたい人

万が一のときに連絡が来る

スマホに連絡が来る彼氏彼女の段階では、会社の緊急連絡先には書きにくいですよね。

またお互いの両親や兄弟の連絡先も知らないことも。

自分の存在が知られていない(知っていても連絡しようがない)状態は、相手に事故や急病があったときに怖いなと思っていました。

 

入籍して配偶者になっていれば、身元がわかれば警察から連絡が入ります。

血のつながっていない他人だからこそ、万が一のときに関係を保証してくれるのはやはり「配偶者」という肩書きです。

 

私たち夫婦は結婚前まで遠距離恋愛で、しかもはじめの1年ほどはお互いの家族と会ったことはありませんでした。(「付き合っている人がいる」とは伝えていました)

もし何かあっても家族から連絡を取る手段なし、距離も離れているから地元ニュースで知るなんてこともほぼ無理。

結婚してまず「何かあってもお互い知ることができる」と思って安心しましたね。

 

病院で一緒に説明を受けられる

医師と患者私は3回ほど手術を受けていますが、はじめての際はまだ結婚前でした。

遠距離なのはもちろんですが、独身と伝えると手術や病状の説明は「家族(父or母)と来てください」と。

すでに婚約していたとは言えまだ他人、しかも婚約を証明する書類もありません。

 

結婚後からは「次回は旦那さんも一緒に」と言ってもらえるようになりました。

先生から直接話を聞いたり質問することで、旦那も病状やリスクを理解しやすかったようです。

手術前の同意書にも、配偶者ならスムーズにサインできます。

 

事実婚や同棲の場合、説明を聞いたりサインするために、関係を証明する書類(住民票など)を求められることもあるようです。

そもそも基本的に内縁はNG!という病院もあります。

 

引っ越し関係がスムーズ

ミニチュアの家と鍵家を探すとしても、彼氏彼女としてなのか夫婦なのかで難易度は変わります。

同棲でネックな点
  • 審査が通りにくい
  • 否定的な大家さんがいる
  • 保証人が複数必要なことも
  • 不動産屋さんが紹介を嫌がる

 

結婚している場合、多少のもめ事があっても「離婚するほどでは…」と関係を続けていきますよね。

でも同棲は別れるハードルが結婚よりもかなり低くなります。

不動産屋さんも大家さんも商売ですから、別れて退居される可能性を考えて、同棲のカップルへの紹介を避けることも。

 

また、無事に新居が決まってからの手続き関係も配偶者ならスムーズです。

引っ越しでかならず行う転入届。

夫婦なら委任状なしで可能ですが、ふたりとも世帯主にする手続きを代理で行うなら委任状が必要になります。

 

そもそも同棲の場合はパターンがいろいろあるんです。

  1. 世帯主をどちらか選ぶ(事実婚)
  2. ふたりとも世帯主にする
  3. 片方は住民票を移さない

 

事実婚と決めているならよいですが、パターンが多いと考えることや調べることが増えてしまいます。

ただでさえ引っ越しの際は決めることや手続きが多いですし。

入籍しておくと、引っ越し関係の手続きは委任状もなく夫婦まとめて済ませられるのでスムーズです。

 

家賃補助がある

コップの中のコインとそこから伸びる芽
家賃補助は会社によって様々ですので参考までに

旦那の会社では夫婦の状態で賃貸契約をすれば家賃補助が出ます。

同棲はダメ、事実婚は確認が多くなるけどOK。

けっこうありがたい金額を補助してもらえるので、籍を入れなきゃもったいないくらいです。

 

友人の会社は婚約でも補助が出る(のちに籍を入れる前提)と聞いたので、会社によってかなり差がありますね。

お互い会社に確認してみるのが一番です。

おじゃがまる
おじゃがまる
家にかかるお金は高いですから、籍を入れることで出費を抑えられるのは助かります

 

生命保険の受取人になれる

花の枠変な意味じゃないですよ、お金目当てじゃないですよもちろん!

だけど万が一、どちらかが先立ってしまったときに、受け取れるものがあると安心ですよね。

 

生命保険の受取人にできるのは基本的に配偶者か2親等以内の血族(実の親、祖父母、子、孫、兄弟)です。

入籍して配偶者になっていると、なんの問題もなく受取人になれます。

 

今は事実婚の方も増えてきたので、事実婚でも受取人に指定できるようになってきています。

でも、金額の上限が設けられたり「内縁」と認めるための条件が各社あったりして、配偶者と同じようにとは言い切れません。

とくに死亡保険金は相続と結びついていますから、法律的な面だけ見れば、「配偶者」がやはり有利になります。

 

不妊治療を始められる

ふたりで砂浜にハートを描く
結婚=子どもじゃないって言ったじゃん!

たしかに言いましたし、結婚=子どもとは今は思いません。

でも私は病気をするまで「子どもは当たり前にできる」と考えていた人間です。

イコールではないけれど「結婚→子ども」と漠然と思っていました。

 

だから結婚して早い時期に不妊治療のクリニックへ。

そのとき知ったのが、治療は「夫婦のみを対象とする」ということ。(もちろん事実婚や未婚の状態でも治療をしてくれる病院もあります)

籍を入れずに進んでいたら、治療をするためにどうするか考える必要があったのかと驚きました。

 

結果的に、治療以前の検査の段階で卵巣に境界悪性腫瘍が見つかり、元気に生活することを優先したため子どもには恵まれませんでした。

でも不妊治療クリニックに全く行かずにいたら腫瘍が見つからなかったかもしれないし、もっと後悔したかもしれません。

もし、子どもが気になったときすんなり動き出したいなら、籍を入れておくと悩みが1つ減るだろうなと思いました。

 

まとめ 結婚して「配偶者」になってよかったこと

ポイント
  • 万が一のときに連絡が来る
  • 病院で一緒に説明が受けられる
  • 引っ越し関係がスムーズ
  • 家賃補助がある
  • 生命保険の受取人になれる
  • 不妊治療を始められる

 

今の時代、籍を入れない夫婦も増えています。

もちろん選択は自由ですし、法律にとらわれない関係も素敵だと思います。

ですが私は入籍して、制度や手続きのスムーズさでよかったと感じることがたくさんありました。

 

結婚=子どもではなくなった中でも、「配偶者」だからこそのよさがあると思います。

入籍をしようか、事実婚でいこうか、そもそも彼氏彼女のままでいくのか。

その選択の参考になれば幸いです!

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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